中古住宅を購入する上で、住宅ローン控除が使えるか否かは大きな影響があります。
これまでは
耐火住宅 25年
非耐火住宅 20年 ←木造住宅はこれに当たります
という築年数条件がありました。
よって多くの木造中古住宅を購入する時、そのままでは住宅ローン控除が使えないため
・耐震基準に適合している事を証する建築士の証明書
・または既存住宅かし保険の付保
を利用する必要があります。
しかし2022年よりこの築年数要件が変わり、昭和57年以降に建築された住宅は基本的に住宅ローン控除が利用できるようになりました。
ただし、だからといってそもそもの住宅の品質が変わる訳ではありません。
制度は上手く利用しながら、これまで以上により冷静にその建物のコンディションに注意を払う必要がありますね。