外壁の劣化の話し

日本の住宅の外壁には様々な材料が使われています。
最近は窯業系のサイディングが多く使われていますが、その他にもガルバリウム鋼板やジョリパッドに代表される左官仕上げも人気があります。

中古住宅でよく利用されているのがモルタルや無塗装のサイディングに塗装がなされているもの。
今回は外壁仕上げの塗装仕上げを含めた表面の劣化についてお話しします。

外壁は家そのものを守るもの。
敵は雨や紫外線、風や空気中のさまざまな物質などがあります。
外壁の表面が経年によって劣化がはじまるサインに「チョーキング」という現象がみられます。
私達インスペクターはこのチョーキングが発生していると、そろそろ外壁のメンテナンスが必要ですねという判断になります。

 

具体的には表面が粉をふいた状態になり、触るとその粉が手につく状態のことを指します。
こうなると表面の防水性能が劣り外壁材の内部に雨水が侵入することとなりますので早めのメンテナンスが必要です。
また撥水性も落ちますので湿気た状態が長く続きコケやカビが発生する可能性があります。

外壁の塗り替えは住宅のメンテナンス費の中でも大きなものになりますのでそのタイミングは早めに知っておくことが重要です。
新築してから、または前回の塗り替えの時から15年以上経過している場合は一度チェックしてみてくださいね。

 

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