熊本地震からの復興

2016年に発生し九州各地に大きな被害をもたらした熊本地震。
あれから6年近くが経ち、外から見る街は復興が進んでいるように見えました。

九州エリア部会でのセミナーの前に前回震災後に視察に訪れた熊本城周辺を散策。
2021年には天守閣の復旧が完了し以前のような凛々しい姿が復活していました。

しかしこの時点で熊本城全体の修復率は20%程度とのこと。
天守閣周りの石垣などは当時の爪痕が残りまだまだこれからの様子。

崩れた石垣を一つ一つ調査計測しナンバリングの上保管。驚いたのはその裏側にある小さな石垣まで丁寧に保存してあること。見える部分だけではなく見えない裏側まで出来る限り復旧しようとするのは、やはりそれでこそ修復する意味があるという事なのでしょう。

歴史を繋ぐ難しさと大切さを感じる今の熊本城でした。

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