今インスペクションにまつわる試験や資格にはさまざまなものがあり、その実施団体や背景にもいろいろある。
だからこれさえ持っていれば安心して任せられるというものはないのが現状。
そんな中で国交省が新しい資格者をつくると発表があった。
その名も「既存住宅状況調査技術者」。
なんだそれなら前からあったじゃんと言うのも仕方がない。
なにせ2013年に出来た資格が「既存住宅現況検査技術者」。
もうすでに間違い探しクイズのような...
ただでさえ宅建業法改正にともなって今後の動向に戦々恐々としている方が多い中、またもや混乱の火種となるのではと心配です。
一番必要なのはシンプルに「買主が自分でリスクを事前に知ること」だと思いますけどね。